『ミミズクと夜の王』第2話 ネタバレと考察・感想!

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ミミズクと夜の王掲載
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月刊LaLa2020年11月号(10月24日販売)の『ミミズクと夜の王』

この記事では第2話のネタバレと考察・感想を紹介しています。

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『ミミズクと夜の王』第2話のあらすじ・ネタバレ

目を覚ましたミミズク

暗いところを一人歩くミミズクは、夜の王を見つけた。

夜の王に自分を食べてくれるのかと問いかけたミミズクの足元は、だんだん沈んでいった。夜の王はまって、と何度も呼ぶミミズクを置いて飛び去ってしまった。

夢を見ているミミズクの遠くで、名を呼ぶ声が聞こえる。

ミミズクは、何かが落ちてきた衝撃で目を覚ました。

気が付くと、森に住む悪魔のクロが木の実などをミミズクの元に運んできてくれていた。

魚を小脇に抱えたクロは、ミミズクに「腹が減っておるだろう?」と魚を焼いてミミズクに手渡した。

戸惑いながらも受け取り、魚に食らいつくミミズク。

ひとしきり食べて落ち着いたミミズクは、そういえばどうしてクロがここにいるのかと尋ねた。

クロは、自分にもどうにも確かな判別はつけ難いのだが、といいつつミミズクの頭をぽんぽんと叩いて「今ひとたび問おうミミズクよ」「死をも恐れずここに居座ることを望むか」と聞いた。

森にいることを許されたミミズクは、驚きながらも喜びを隠せなかった。

自分の一番のしあわせは、夜の王に食べてもらうことだから、と。

しあわせで死んじゃいそうというミミズクを、哀れむクロ。しかし、ミミズクは幸せそうだった。

王宮にて

国王と聖騎士アン・デュークが向かい合ってチェスをしていた。

チェスをしながら、アン・デュークはザイ・ガーン傘下の公国とセチリアが同盟を結んだことを話題に出した。

意味ありげに「また一つザイ・ガーンに下る か」と呟き、微笑むアン・デューク。

話題はゼリアーデ候の子が生まれた話に移った。母子ともに健康だと聞き、何よりだと答えた国王は、ふと「クロ―ディアスは元気か?」と問うた。

ディアの父親は自分じゃないと苦笑いしながら、自分の見る限り元気だと答えたアン・デュークは、チェックメイトして立ち上がった。

自分の国の王に勝ちを譲る気はないのかと言われたデュークは、慇懃に「看板騎士に華をもたせるべきかと」と答えた。

続けて「ならば魔王討伐の話は考えてくれたか?」と問いかける王に、アン・デュークは飄々とまた今度とかわして部屋を出て行った。

一人残された国王は、「聖騎士が聞いて呆れるわ 国一番の出不精の騎士め」とため息交じりにつぶやいたのだった。

ミミズクとフクロウ

森にいることを許されたミミズクは、あれから夜の王を探し続けていた。

眠っていたミミズクは目を覚まし、また夜の王を探しにでかけた。

ミミズクは川に自分の顔を映して、夜の王に目障りだと言われたことを思い出していた。

振り払うように川の水で顔を洗うミミズク。奴隷であったことから、何を言われるのも慣れているはずなのに、夜の王が村の人達と同じようには思えなかった。

もう一度川を見ると、額にある奴隷の番号が映っていた。

ミミズクは顔をゴシゴシとふき、また探しに行くことにした。

ミミズクには、だんだん夜の王がいるところが分かってきていた。木の上や水のあるところのような、世界で一人だけのような場所。館のような、きれいな所。

館の前を通りかかったミミズクは、クロに館に入るのは王が不快になるのでやめておけと止められたことを思い出した。

通りすぎ、探し続けるミミズクがふと顔を上げると、大きな木の上に夜の王が翼をたたんで佇んでいた。

ミミズクは、夜の王に話しかけた。

ミミズクというのは自分でつけた名前だということ。

初めはミミズと呼ばれていたが、クをつけてミミズクと呼ばれていると思うようにしたこと。

静かに聞いていた夜の王は、「愚かな 『苦』だけを足したか ミミズの方がまだましであったかもしれぬものを」と返した。

さらに話しかけるミミズクに、夜の王は「お前は魔物ではない 私はお前の王ではない」と言った。

人でも、魔物でもないミミズク。あたしの「王様」じゃないのなら、とミミズクは夜の王にフクロウと呼ぶと言って笑いかけた。

ミミズクとフクロウ。

夜の王はミミズクから目を離し、夜の闇に顔を向けた。

ミミズクは、村に奴隷として過ごした日々、ぼんやりしてところどころ崩れている記憶を思い出しながら夜の王に声をかけた。「どうしてミミズク食べてくれないの?」

食べてほしい、行かないでと懇願するミミズクに、夜の王は顔を寄せて言った。

「人など喰らえば反吐が出る」

そして、闇の中へ消えていった。

取り残されたミミズクは膝をつき、地面に突っ伏した。

「ミミズク、人間じゃないもん…」

もう痛む心もないはずなのに、夜の王の言葉になぜか、ミミズクの胸は詰まった。

『ミミズクと夜の王』第2話の考察・感想

奴隷として生きていたミミズクの言葉の一つ一つに、胸が痛みました。

明るく笑って話しているから、余計に応えます。

夜の王に食べてもらう以外にも、幸せになる方法が何かあるんじゃないの⁉幸せになって欲しいー‼と思ってしまいました。

それにしても夜の王様もめちゃくちゃ塩対応ですね。読んでる私も心が折られそうでした。

それにしても、レッドアークの国王と聖騎士がミミズクと夜の王にどんな風に関わっていくのでしょうか。国王が言っていた魔王討伐の魔王って、夜の王のことですよね…?

夜の王に完全拒絶されたミミズクはこれからどうするのか?次の展開が全く読めません。

次回も楽しみです!

まとめ

次回の『ミミズクと夜の王』3話は、LaLaにて11月23日に発売されます。

次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!

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